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2012年03月02日

中田栄至

中田栄至

インタビュー記事

彼の日常はまさに「土と生きる」ということ。畑を耕して土からの産物を口にし、
また様々な物が土に返っていく。人間だけが作り出す土をこねて焼いた焼き物は
元の土には戻らないのだ。だから日々の制作に無情ではいられないし簡単には焼き物をつくれない。
焼き物作りは自然の中で矛盾している作業なのかもしれない。
だからこそ自然の大切さを日々感じ、人として生きている実感を持った作品づくり。

 蓋物と言われる陶器がある。下部の入れ物に注視すれば入れ物だし、
蓋だけを使って他の物に乗せればそれは蓋なのだ。その上に物を乗せればそれは台だし。
頭を乗せれば枕になる。何かが矛盾のようでそれが人の業なのだろうと言う。
彼の作品は深く人の真理を思わせる。

井上緑


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Posted by TOUGEI OKINAWA2012「うぎゃあ」 at 18:12│Comments(0)作家情報
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